用語集 精神疾患の種類
統合失調症 |
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統合失調症には下記の様な症状があります。 ○話のピントがずれる ○話題が飛ぶ ○相手の話のポイントや考えがつかめない ○作業のミスが多い ○行動の能率が悪い ○感情の動きが少ない ○物事に適切な感情がわきにくい ○感情を適切に表せずに表情が乏しく硬い ○不安や緊張が強い ○意欲が出でない ○生活に必要な活動(掃除や洗濯など)が出来ない ○幻覚 ○幻聴 ○妄想 統合失調症は、およそ100人に1人弱がかかるありふれた病気です。 原因は、今のところ明らかではありませんが、何らかの変化がストレスとなり、発症することが多いようです。 遺伝的なものもあると考えられていますが、一卵性双生児で2人とも統合失調症を発症するのは約50%、統合失調症の母親から生まれた子どものうち同じ病気を発症するのは約10%という調査から、遺伝的要因はあるが発症は別の原因があると考えられています。 統合失調症には、薬物療法が持ちいられますが、あくまで症状を抑制する対処療法ですので、根本的な治療は別途必要とされています。 統合失調症は、本人が病気であるという自覚がしにくい病気です。 客観的に見た自分を理解する事が難しいからです。 周りの方は症状が悪化しないような対応をすることになるので近親者にも負担が大きい状態になります。 |
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