用語集 全般的な用語
心理カウンセリングとは? |
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心理カウンセリングとは、大小に関わらず「心の回復・治療」を心理カウンセラーと共に行うものです。 心理療法の先進国では、医療として認められる国もあり、心の病気というのが一般的に認知されています。 日本でも、社会や経済の変化の中で心理カウンセリングや心理療法が知られてはきていますが、医師のカウンセリングや保険適応などの医療行為としての心理カウンセリングはまだまだ行き届いてはいません。 病院でも人材不足で、心理カウンセリングが必要な患者に対しても十分にカウンセリングが行なえないのが現状です。 民間のカウンセリングやNPO団体・公的機関などによる心理カウンセリングも行なわれていますが、その内容は多岐に渡り、統一化・一本化が難しいという事も現実問題としてはあります。 最近では、心理に関す物の整備が急がれていて、心理職の国家資格も施行に努められています。 心理カウンセリングの主な療法は 「来談者中心療法」 「精神分析的療法」 「催眠療法」 「認知行動療法」 「箱庭療法」 「集団療法」 などがあり、それぞれアプローチの方法が違います。 また、患者の状態や症状によっても適した療法があります。 むやみに心理カウンセリングを行うと、逆効果になる事もあるので注意が必要です。 尚、心理カウンセリングは誰でも行う事が出来ます。 心理カウンセリングを行なうための資格や、届出が必要ないからです。 多くの民間心理カウンセラー資格がありますが、これも規定が統一されている訳ではありません。 病院で実施している心理カウンセリングもありますが、人手と費用の面で問題が多いとも言われています。 結果的に、現在の日本の心理カウンセリングは、患者が自ら自分に合った心理カウンセラーを探す事が多くなっています。 現状、このような手間で患者は負担を抱えてしまっています。 このような状態にある理由はいくつかあります。 心理カウンセリングは人が行う事ですので、全ての人に同じ効果があるわけではありません。 また、心理カウンセラーにも個人差が大きくあります。 現状で規定を設けたりするのが難しいのはこのためです。 心理カウンセリングを受ける側にも知識が行き届いておらず、どうしたら良いかが分からないと事もあります。 但し、現在もこれらの問題に取り組んでいる機関は沢山あります。 今もこれらの整備が急がれています。 |
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