用語集 心理カウンセリングの種類
箱庭療法 |
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遊戯療法が元になっている療法で、箱の中にクライエントが、自由に部屋にあるおもちゃを入れていく手法を取ります。 そのとき、カウンセラーがその様子を見守り、その中から言葉にならないような、無意識下の抽象的イメージなどを汲み取ります。 箱は海や空をイメージした水色に塗られていることが多く、砂を入れます。 おもちゃの種類に規定はありません。 箱庭療法の利点は、言葉以外の表現で深層心理を解釈できるという点です。 対話型のカウンセリングで言葉に出来ないような精神状態も箱庭を使うことによって表現されるのです。 また、箱庭を作成することによって、言葉に出来ない不安や葛藤を吐き出すという効果もあります。 箱庭療法はカウンセラーの解釈が大切になってきます。 自由に表現されたものを解釈するのですから、教本通りに行かない事もあるからです。 |
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