用語集 心理カウンセリングの種類
自律訓練法 |
---|
ドイツの精神科医シュルツによって提唱された自己催眠法を行う心理カウンセリングです。 大脳生理学者フォクトの臨床的催眠研究に基づくもので、シュルツの提唱後、再構成されています。 実施には静かな環境で、実施者の生理的・身体的ストレスが無い状態で行われるのが望ましいとされています。 体のストレスをとることで不安や緊張を取るという効果があります。 一般的な自律訓練法は、次の背景公式と第1公式~第6公式の合計7つのステップで行われます。 ○背景公式=気持ちがとても落ち着いている ○第1公式=手足が重い ○第2公式=手足が暖かい ○第3公式=心臓が静かに打っている ○第4公式=呼吸が楽になっている ○第5公式=お腹が暖かい ○第6公式=額が涼しい これらの公式を順に自分の中で繰り返し唱え、自己催眠状態になっていきます。 自律訓練法では、めまい、脱力感などが生じることもあるため訓練の後は消去動作を行うことが推奨されています。 ■消去動作 1 両手の開閉運動 2 両肘の屈伸運動 3 大きく背のび 4 深呼吸 |
|