用語集 心理カウンセリングの種類
催眠療法 |
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催眠療法とは、意識の状態の一つである「潜在意識」に注目して行われるカウンセリングです。 催眠のイメージとしては、昏睡状態に近いと思われがちですが、ほとんどの場合、催眠状態は意識がはっきりした状態で潜在意識を表に出す方法を行います。 潜在意識というのは普段意識されることがなく、自分では分からない部分です。 その中にある記憶が、性格の歪みになっている場合等は有効な方法とされています。 催眠中は被暗示性が高くなるので、覚醒している時に比べ運動や知覚、思考などに特異性が起こるトランス状態を簡単に引き起こされます。 それを利用して暗示による症状の除去を行います。 また、完全に記憶から消されているような「トラウマ」などの嫌な記憶をたどっていくことにより、心理的対処を行い、パニック障害や適応障害などの改善にもなっていきます。 但し、潜在意識の記憶を思い出すことによって封印していたものが溢れ、違う苦しみを生んでしまうことがあるので注意が必要です。 ちなみに、テレビなどで見られるショー催眠(自由自在に操られているようなもの)と催眠療法は別物です。 催眠療法は、潜在意識に語りかけるもので、相手を操る事はしません。 |
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