用語集 心理学用語
ストループ効果 |
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ストループ効果とは、自動的に行っている処理を抑制する事が難しく、同じ対象が違う情報を複数持つときに情報同士が干渉するというものです。 代表的なものが、「あか」「あお」「みどり」「きいろ」という文字を矛盾した色で書いたもの(例えば「あか」という文字を青色で書いたもの)を読む場合に、一致した文字よりも反応速度が落ちるというものです。 これは「文字を読む」ということを人は自動的に行っている部分があり、選択的注意に干渉し、それを抑制する事が難しいということです。 アメリカのジョン・リドリー・ストループが提唱しました。 ストループ効果は様々な研究がされており、注意欠陥障害や加齢による認知能力低下の指標になるのではとされていますが、決定的な結果は見つかっていません。 |
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